30年前の名車を、EVと水素エンジン車にカスタムした。
13日から3日間、千葉市の幕張メッセで開催される世界最大級のカスタムカーの祭典「東京オートサロン」。
国内外の自動車メーカー、部品メーカーなど、およそ340社が参加し、個性豊かな自慢の車がずらりと並んだ。
走る楽しさと喜びを。
日本の電気自動車メーカーが開発したキャンピング仕様のEVは、エコとアウトドアを両方感じられるとあって、多くの人が集まっていた。
そのほかにも、昨今の脱炭素の流れを受け、各社、最新のエコカーがお披露目されたが、中でもひときわ熱い視線が送られたのが、トヨタ自動車が発表した、水素エンジン車と電気自動車のコンセプトカー。
「ハチロク」の愛称で親しまれている既存の車を、オリジナルの状態を極力残して脱炭素仕様に改造。
新しい車に買い替えなくても、長年慣れ親しんだ愛車の姿をそのままに、脱炭素に貢献できる。
そんな新たな選択肢が示された。
トヨタ自動車・豊田章男社長「車好きたちが、カーボンニュートラルで大好きな車に乗れなくなっちゃうと寂しく思うのではなく、車好きだからこそやれるカーボンニュートラルがある。皆さんお1人おひとりが、カーボンニュートラルに向けたチーフエンジニアです。一緒に未来をつくりましょう」
走る楽しみを感じながら脱炭素、カーボンニュートラル時代の新たなカーライフの形となるかもしれない。
FNNプライムオンライン
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