食べたい!作ってみたい!人気韓流ドラマや映画に登場するおいしそうな韓国グルメを再現、ご紹介します。
今や根強い人気の韓流ドラマ。日本でも数多くの作品が配信される中、物語を盛り上げる上で欠かせないのが・・・
ドラマ「恋愛体質~30歳になれば大丈夫」の主人公たちなどが美味しそうに食べる、韓国グルメの数々です。
「よくおごってくれる綺麗なお姉さん」では3月“愛の不時着婚”が話題になった、主演のソン・イェジンが美味しそうにほおばる、この食べ物は・・・
そんな韓国グルメを作ってみたい!食べてみたい!
動画配信サービス「Paravi」で配信中の大人気韓流ドラマに登場する、韓国グルメを再現します!
■韓国ドラマ定番の“あの料理” 決め手は甜面醤!
まずは、韓国のテレビ局を舞台にした人気ドラマ「プロデューサー」から。
新人プロデューサーの成長と、男女4人の恋愛を描いたラブコメディ作品。その第12話に登場するのが・・・ジャージャー麺!
好きな女性のために、ひたすら麺をよく混ぜてあげることで、男性の力量がわかるとか・・・
韓流作品では定番のジャージャー麺、その食べ方にも注目!
口の周りを汚しながら、ジャージャー麺をほおばるシーンが印象的なドラマ「ショッピング王ルイ」の第7話。
記憶喪失になったイケメン御曹司と、ド田舎出身で純朴なヒロインが繰り広げるラブコメディー。その二人の食べっぷりに、食欲がそそられます。
よく混ぜたジャージャー麺を、豪快に食べるのが美味しく頂く秘訣とか。
そんな韓流作品定番のジャージャー麺を再現してくれるのは「韓国ドラマ食堂」の著者、本田朋美さん。
韓国料理研究家 本田朋美さん
「(ジャージャー麺は)韓国語でチャジャンミョンといいます。韓国の方はお昼とかによく食べたりとか、あとデリバリーでもよく頼みます」
材料は稲庭うどん(冷凍2人分)に、豚小間肉(200g)、刻んだ玉ねぎ(中1個)などを用意。
始めにすりおろしにんにくとショウガを炒めたあと、豚肉、たまねぎの順に炒めます。ここでポイント!
韓国料理研究家 本田さん
「韓国では、チュンジャンって言って、甘味噌があるんですね。手軽に日本のスーパーでは買えないので、今回はその代用として、甜面醤を使います」
甜麺醤(大さじ3)を入れて炒めたら、水と調味料(しょうゆ大さじ2、みりん・さとう大さじ1)を加え、沸騰したら中火で3分ほど煮込みます。
最後に水溶き片栗粉をまわし入れ、とろみが出れば・・・“あん”の完成!
レンジで温めた冷凍の稲庭うどんの上に“あん”をかければ・・・お手軽、ジャージャー麺の完成です!
ドラマのように、よく混ぜたあと、豪快にほおばるジャージャー麺のお味は・・・?
加藤由里子レポーター
「おいしいですね。ジャージャー麺の味がすごく甘くて濃いので、たくさん混ぜて食べる気持ちがよくわかりました」
■真冬の屋台で楽しむ“あの料理” 味の決め手は・・・あの調味料!?
続いては、「愛の不時着」で共演したヒョンビンとの結婚が3月発表され、大きな話題となったソン・イェジン主演のドラマ。「よくおごってくれる綺麗なお姉さん」から。
結婚をせかす両親と、会社での人間関係に悩まされる30代のヒロイン。そんな彼女が、親友の弟に再会し、次第に恋人へと発展するラブストーリー。
その第5話で、二人が食べているのは、真冬の屋台で楽しむ“韓国おでん”。
串に刺さった練り物と、紙コップに入ったスープを頂くのが、韓国式。そんなおでんを再現します。
韓国料理研究家 本田さん
「韓国語だとオムクという言い方をします。これが屋台でよく売っているおでんになります」
練り物のオムクは、熱湯で油抜きしたものを用意。
韓国料理研究家 本田さん
「3つに折ってください。厚みを出した方が割りばしに刺さりやすいんですね」
三つ折りにしたオムクを、今度は波状に折り畳み、割りばしを刺して完成!
スープには、水(800ml)、昆布(1枚)、大根(100g)の材料を用意。いちょう切りにした大根と水、昆布を入れたら、ここでポイント。
韓国料理研究家 本田さん
「韓国では、いわしエキスをよく使います。日本のスーパーではちょっと手に入りにくいので、ほぼ同じ材料を使っているこのナンプラーを使いたいと思います」
ポイントとなるナンプラー(大さじ2)を入れて中火にかけ、沸騰する直前に昆布を取り出して5分ほど煮ます。
最後に、薄口しょうゆとおでんを入れて2分ほど煮たあと、塩で味を整えて、韓国おでんの完成。
熱々でいただくそのお味は・・・
加藤レポーター
「練り物自体はさつまあげと変わらないような感じなんですが、このスープがお魚のうま味というのが凝縮されている気がします」
■日本でも定番の韓国料理の“新しい食べ方”が話題に!
続いては「恋愛体質 30歳になれば大丈夫」から。
悩めるアラサー女子3人のリアルな恋愛心理と、胸に響くようなセリフが共感を呼ぶリアル・ラブコメディ。
その第12話に登場する「サムギョプサル」の食べ方にご注目!
豚肉と一緒に焼かれているのは・・・今が旬のセリ!
サムギョプサルといえば、サンチュやエゴマが定番ですが、登場人物たちの満足げな表情がそのおいしさを物語っています。
日本人にもなじみのあるサムギョプサルに、今が旬のセリ。ぜひ食べてみたい、そんな一品を再現!
韓国料理研究家 本田さん
「ここ数年だと思うんですけれども、鉄板でサムギョプサルを焼いたところに、セリも入れて、一緒に食べるっていう食べ方が最近流行っています」
材料はサムギョプサル用の豚バラ肉(200g)にセリ一束を用意。
本田さん指導の下、加藤リポーターがセリのサムギョプサルに挑戦!
加藤リポーター
「油はひかなくてもいいんですね」
韓国料理研究家 本田さん
「そうですね。バラ肉から脂がにじみ出るので、それで焼いてしまいます」
豚バラ肉は片面を焼いて裏返したあと、ハサミを使ってひと口サイズにカットしますが、ここでポイント!豚バラ肉から出てきた油を、キッチンペーパーでふき取ります。
余分な脂をふき取ることで、セリのさっぱりとした風味が、より引き立つそうです。
セリは、少し炒めてしんなりしたら食べごろに。
ごま油に塩を混ぜたタレにつけて頂きます。そのお味は・・・
加藤レポーター
「セリのさわやかな風味がサムギョプサルの脂身とあいまってとてもおいしいです。本当にさっぱりしていくらでもいけちゃいますね」
韓流ドラマで見つけた意外な組み合わせ。食べてみたい韓国グルメのレシピ。皆様もご家庭で試してみてはいかがでしょうか?
(21日18:58)
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