外国人に人気の意外なスポットが東京・江東区にあります。
開場前からできる行列。その多くが外国人です。いわゆる“美術館”ではありますが、普通の美術館とは全く違います。
プロジェクションマッピングを駆使した映像美。池をイメージした水面にはコイや“日本の秋”が映し出されています。
観覧する人は裸足でお湯に入り、刻々と変わる日本の秋を体感できます。
アメリカから来た人:「本当に美しくて驚いています」「水に入るところが楽しかったです。水を踏むと飛び散ったり光ったり、すごくきれいでした」
江東区にある「チームラボプラネッツ」。最先端のデジタルアート技術を駆使したアート施設です。インスタ映えはもちろん、アートを視覚だけでなく、体感することができます。なかには寝転んで体感する人も…。
イスラエルから来た人:「本当に本当に美しい。この空間を体で感じ、アートな雰囲気に没頭できます」
庭園をイメージした空間では、本物のランの花が咲き誇ります。普通の美術館のように決まった順路もなく、人々は靴を脱ぎ、思い思いに自然とアートを満喫しています。
ポーランドから来た人:「裸足で歩いて、いつもと違う感触が楽しめて他ではできない体験ができます」
平日は約半分が外国人という美術館。国内でも認知度がそう高くないこの施設。なぜ人気なのでしょうか。
オーストラリアから来た人:「ジャスティンビーバーたちが数日前に来たのをSNSで見ました」
世界的に有名な旅行ガイドブック「ロンリープラネット」。そのなかで、こう紹介されました。
ロンリープラネット:「美術館のこれまでのルールに反して、ここではアートに触れ、写真を撮り、興奮を爆発させ楽しむこと。つまり没頭することが大切です」
ジャスティンビーバーやオバマ元大統領がお忍びで訪れたことも人気に火を付けました。
急増する外国人に対応するため、食事にも配慮がされています。動物性の食品を使用していないラーメンです。
イスラエルから来た人:「すごい!」
もう一つ配慮が必要なものが感染対策です。
28日の東京都では5767人の感染が確認されました。こちらの美術館では、ほとんどの外国人がマスクを着用しています。
チームラボプラネッツ・藤畑智史氏:「日本人はまだ不安に思う人もいるのでコロナ中と変わらず対応していく」
[テレ朝news] news.tv-asahi.co.jp
この記事へのコメントはありません。